レンタル彼女ヲタク山本のブログ『レンタル彼女との初デート~その2~』

どうもこんにちは!!!
レンタル彼女ヲタクの山本です!!!
山Pって呼んでください!!
ちなみに私が山Pと呼んでほしいのは、プロデューサーに憧れているからであって、誰かの愛称を真似しようなんて気持ちは微塵もあいませんから!!
ということで、前回に引き続き、
私がレンタル彼女との初デートまでの道のりを書き綴っていこうと思うのですが、
今回は、初デートの相手を誰にするのかで、想像を絶するほど悩んだ話について書きます。
その時の気分は、同時に何人もの女の子に告白されて、誰と付き合うか悩んでいる感じでした。もちろん、そんな経験は一度もないので、実際はどんな感覚なのかは分かりませんが、そんな非現実的な現象の疑似体験ができる『レンタル彼女』というサービスは素晴らしいですね。
それでは、どうかご静聴を・・
初デートのレンタル彼女探し
例えば、レンタル彼女サービスのサイトが世の中に一つしか存在せず、そこに在籍する女の子が十数人程度だったのだとしたら、私は初デートの相手を見つけることに苦労しなかっただろう。
しかし、現実は違った。
『レンタル彼女』と検索すればいくつものサイトが何ページにもわたって検索にひっかかるのだ。それも、サイトによっては何十人もの女の子が在籍している。
もちろん、気になった子が何人もいたなら、何度もサービスを利用すればよいじゃないかと考えるのが普通かもしれない。
でも私の場合、テレビ番組でこのサービスの存在を知ってしまってから、ただの一利用者の域を超えた興味と夢を抱いてしまっている。
そんな私にとっての記念すべき『レンタル彼女』初デートである。
とことんこだわりたいし、何なら、初デートに選ばれた彼女とは毎年初デート記念日を祝いたいくらいの想いである。
そんな理由で、私は初デートの相手探しに悩んでいた・・
私の女性の好みについて話しておこう。
簡単に言うと、童顔で小さくて気の強い女性だ。
小動物っぽい顔に惹かれることが多く、性格は少し男勝りなカッコいい感じがぐっとくる。
見た目高校生で中身は30代男性課長クラスみたいな女の子が理想だ。
どちらかというと、自分がゆるめな性格や話し方なので、似たような女性と話すとゆるゆるな時間が過ぎてしまう。それはそれで悪くないが、せっかくこのサービスにおいては選べる立場にあるわけだから、できるだけ理想を追求してみようと思う。
実際、キャスト達のプロフィールやブログを見ていても、しっかりしてそうな子だったり、自分の考えを持っているような子に惹かれてしまう。
なんなら、プロフィールは素っ気なくて、ブログまったく更新してない子とかも、その強気な感じが悪くない。更新しなくても需要があるという余裕なのか、あえて更新しないことでミステリアス要素を出そうとしているのか、ただ単にやる気がないだけなのか、全く読めない感じが気になって仕方ない・・
でもせっかくの初デート、やる気のある頑張ってる女の子を指名してあげたいし、自分自身、そんな子と感動を分かち合いたい。
更新しない強気系は、のちのちの変化球が欲しくなった時にでも会ってみようということで、頑張ってる系の童顔系にターゲットを絞った。
すべての『レンタル彼女』サイトの、すべてのキャストの、ほとんどのブログとプロフィールを読破したことだろう。
その中でたった一人の女性が私の初デートの相手に選ばれた。
夢は歌手になること。歌声はYUIに似ているらしい。一見童顔だが、目力があり大人っぽい色気も兼ね備えている。この子のブログを読んで、夢に向かって頑張る姿がとても輝いて見えた。まだ会ったこともないのに、いつの間にか彼女の夢を応援している自分がいた。
どんな女の子がいいとか、こんなデートしたいとか、そんな理屈は吹っ飛び、ただ彼女と会ってみたいと思った。彼女のことをもっと知りたいと思った。
たくさんいるであろう彼女を応援する人たちの一人に、自分もなりたいと思った。
こうして私の初デートの相手は決まった。
問い合わせボタンを押す指が震えている。
ヘビーめな緊張と不安が襲う。しかし、心は高鳴っている。
学生時代、
女性関係でトラウマを抱えると同時に過ぎ去った青春が、
再び訪れようとしていた。