レンタル彼女ヲタク山本のブログ『レンタル彼女との初デート~その1~』

皆さん、初めまして!!
レンタル彼女ヲタクの山本です!!
ビックリマークを付けることによって熱血感出ますね。しかし、私はいたって冷静です。
レンタル彼女に対してかけてきた情熱は誰にも負けませんがね!
前回のブログで紹介していただいた通り、私がレンタル彼女を知ったのは5年前のことです。
とある衝撃的なテレビ番組は私の人生に凄まじい影響を与えました。
テレビ番組で放送されていたのはレンタル彼女に関する企画、それを目撃してから、初めてレンタル彼女を利用するまでに約3カ月の月日を要しました。
今まで語られることのなかったこの3カ月について、今回は書き綴っていきたいと思います。
初めてのレンタル彼女サイト閲覧
テレビ番組で放送されていたその映像に俺は釘付けになった。そして番組の終了とともに、すかさずGoogleの検索画面を開いた。
あのときの緊張感は今でも忘れない。まるで有名芸能人の初濡れ場の映画を鑑賞しているときのような緊張だった。
期待と緊張で増える指先で『レンタル彼女』と一文字一文字打ち込む。深呼吸で呼吸を整え、検索ボタンを押下した。
その時、検索結果の最初に表示されていたのが、テレビ番組で紹介されていたサイトだった。もう一度呼吸を整えてそのサイトを開いた。
サイト全体がピンクで統一され、何やら可愛げな女の子の可愛げな写真がたくさん掲載されていた。
眩しい!!眩しすぎる!!
学生時代に女性関係にトラウマを抱え、自信を無くし、仕事以外での女性との関わりはほぼ皆無。そんな私にとって、それはあまりにも眩しすぎる光景であったことを今でもよく覚えている。
あまりに刺激の強すぎるサイトに、はじめは焦点が定まらなかったが、少しずつ景色は鮮明になっていき、俺の目は、「キャスト一覧」という文字を捉えた。
捉えるとほぼ同時に私の指はそれをクリック。
在籍キャストの女の子たちがそのページに集結している。おそらく上から順に人気の女の子が並んでいるのだろう。素人の私にも分かった。上位に掲載されている女の子たちのオーラは半端じゃなかった。
こんなオーラ半端じゃねえ子たち、きっとどれだけお金を積んだってデートできないのだろうなって思ってしまうくらい半端なかった。それが会えてしまうのがこのサービスらしい。ほんとに半端ねえ。
一人一人上から順にキャストの個人ページを開き、隅々まで読んでいった。なんだろう、写真を見ただけでも十分興味を惹かれているのに、プロフィールや自己紹介文やブログなどを読んでいくと、自分とキャストとの距離が縮まっていくのを感じた。
興味本位で開いてみたレンタル彼女サイトだったが、その時すでに、会いたい気持ちでいっぱいだったのだ。
どの女の子のプロフィールを見ても、「私とデートしてくれたら嬉しいです。」的なことが書いてある。生涯一度も言われたことのない言葉を、この日、何人もの女の子に同時に言われたのである。
そんなの、俺も会いたいに決まっている。デートしたいに決まっている。
世の中の一般女性に求められることがなかった俺が、彼女たちに求められている。
彼女たちを喜ばせたい、そんな純粋な気持ちとわずかばかりの下心が、その時の俺を否応なしに突き動かしたのだった。